この日の予約は朝一番の9時で、家を8時半に出ました。バイクで病院に向かったものの途中で雨に降られてしまい、病院に着いたころはズブ濡れでした。仕方なく濡れたままで順番が来るのを待ちました。
前回は混んでいて予約時間を過ぎてもなかなか名前を呼ばれませんでしたが、この日は朝一番だったせいか時間通りに診察していただけました。
「では、残ってる抜糸をしますね~。」先生がのたまいます。「え?!」心の中で私はつぶやきました。前回で抜糸は済んでいたものと思っていたのです。まだ残ってたのですね・・・。おへその上の一番大きい穴の抜糸が残っていて、処置されました。そのあと消毒薬をぬり、その上からテープを貼って終わりです。
「病院に来てもらうのは今日で終わりでいいですよ。消毒薬を出すので後はご自身でなさってください。」先生が治療の終わりを告げました。これでみんな終わりなんですね・・・。長い間煩わされた胆石と完全に決別です。お世話になった先生に丁重にお礼を言い、診察室をあとにしました。
その夜の入浴の際、傷に貼ってあったテープを剥がしたのですが、実は自分の傷口を見たのはこれが初めてでした。開腹にはならなかったとはいえ、やはり痛々しく、肌が弱い私は傷自体の腫れとテープかぶれによる赤みが強く結構凹みました。時間の経過とともに、だんだんと目立ちにくくなっていくそうですが、元通りというわけにはいきません。親にもらった体に傷をつけてしまったことにすまないなと思いました。
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